ランニングシューズ、1足で練習もレースも全部こなしていませんか?
以前の私もそうでした。でも今は、練習の目的に合わせて3足を履き分けています。すると走りの質が変わり、シューズも長持ちするようになりました。
今日は、サブ3.5(フルマラソン3時間半切り)を目指す私が、どんなシューズをどう使い分けているのかを紹介します。
なぜ3足も履き分けるのか
理由はシンプルで、練習の種類によって、シューズに求める役割が違うからです。
スピードを出すポイント練習、脚を回復させるゆっくりジョグ、そして本番のレース。それぞれで必要な機能はまったく違います。1足であれもこれもと兼ねるより、目的に特化したシューズを使う方が、走りも脚のケアもうまくいくのです。
では、私の3足を紹介します。
① ポイント練習用:アシックス Magic Speed 5
週1回のポイント練習、マラソンペース走(Mペース走)で履いているのがMagic Speed 5です。
私はサブ3.5が目標なので、4分58秒/kmで42.195kmを走り切る必要があります。そのためMペース走では、Garminを4分50秒〜5分00秒に設定して走っています。
このシューズにはカーボンプレートが入っていて、地面からの反発を前に進む推進力に変えてくれます。最初はソールが少し硬く感じたのですが、練習を重ねるうちにカーボンプレートの恩恵を実感するようになりました。今では、無理なく目標ペースを維持できています。目標ペースが「きつい」から「こなせる」に変わったのは、このシューズの力が大きいです。

② 回復ジョグ用:アシックス Novablast 5
Mペース走や、25km以上のロング走をした翌日。脚に疲れが残る日の回復ジョグで履いているのがNovablast 5です。
回復ジョグは、脚の血流を促してハードな練習後の回復を早めるのが目的。キロ6分00秒〜6分30秒のゆっくりペースで走ります。
アシックスのブラストシリーズは、ソールがトランポリンのような構造になっていて、まるでトランポリンに乗っているかのように、弾むように走れます。ゆっくりペースでも、この心地よい弾む感覚を楽しみながら、しっかり脚を回復させられる。回復ジョグにこれ以上ない、最高の一足です。

③ レース用:アシックス Metaspeed(メタスピード)
そして本番のレースで履くのが、Metaspeedです。
アシックスのランニングシューズの最高峰に位置づけられる一足で、履いていることを忘れるほどの超軽量。厚底カーボンプレート入りで、トップランナーたちも本番で使うシューズです。
正直に告白すると、私は2026年の大阪マラソンでこのシューズを使ったものの、うまく履きこなすことができませんでした。今は箱の中で出番を待っている状態です。
それでも——11月の福知山マラソンでは、一切迷うことなくこのメタスピードを履きます。それほど信頼しているシューズだからです。大阪でうまくいかなかったのは、シューズのポテンシャルを私がまだ引き出せていなかっただけ。今度こそ、と思っています。
そのために、10月頃からはMペース走の練習にもメタスピードを取り入れ、レース本番までにしっかり慣らしていく予定です。実際に練習で履き込んだ感想は、また改めて記事にしたいと思います。

3足を履き分けて分かったメリット
使い分けを始めて、こんな良いことがありました。
- 走りの質が上がった … 目的に合ったシューズだと、練習の狙いを達成しやすい
- 脚を守れる … 回復ジョグは弾むシューズで衝撃を吸収でき、故障予防になる
- レース用シューズを消耗させない … 高価なメタスピードを普段の練習で履きつぶさず、”ここぞ”の一足として温存できる
これから始める人へ
いきなり3足そろえるのは、正直ハードルが高いと思います。
まずは「普段の練習用」と「レース勝負用」の2足からで十分です。この2足があるだけでも、走りははっきり変わります。そこから必要に応じて、回復ジョグ用などを足していけばいいと思います。
まとめ:シューズは”適材適所”
シューズを目的で使い分けると、練習の効果が上がり、脚を守れて、お気に入りの一足も長持ちします。
何より、その日の練習にぴったりのシューズで走るのは、単純に気持ちがいい。ランニングがもっと楽しくなります。あなたも、まずは2足の使い分けから試してみませんか?

