ロカボ(ゆるやかな糖質制限)で18kg痩せて、走れる体を手に入れた私。詳しくは別の記事に書きましたが、体重をコントロールできるようになり、体は軽くなって、ランニングにも良い影響を実感していました。
ところが、あるとき壁にぶつかりました。今日は、ダイエットとランニングを両立させる中で私が学んだ、「糖質との付き合い方」の話です。あくまで私個人の体験ですが、同じように悩む方の参考になれば嬉しいです。
長距離になると、なぜか走るのがきつい
順調に思えたある時期、私は長い距離を走るのが、どうにもきつく感じるようになりました。走ることに前向きになれない。体が重い。原因が分からず、少し悩みました。
たどり着いた答えは、シンプルでした。エネルギー不足です。
私の大きな勘違い
当時の私は、こう思い込んでいました。
「糖質制限とランニングの組み合わせは最強だ。糖質を抑えた体で走れば、効率よく脂肪を燃やして絞れるはずだ」と。
でも、これは大きな勘違いでした。糖質は、走るための大切なエネルギー源だということを、当時の私は理解できていなかったのです。
糖質は、ランナーの”ガソリン”
少し仕組みの話をします。
私たちが走るとき、体は主に糖質をエネルギー源として使います。糖質は「グリコーゲン」として筋肉や肝臓に蓄えられ、走るときに使われるのですが、この貯蔵量が意外と少ないんです。脂肪が体内に大量に蓄えられるのに対して、糖質として蓄えられるエネルギーはずっと少量。だから、糖質が足りない状態で長い距離を走ると、途中でガソリン切れを起こして失速してしまうわけです。
痩せるために糖質を抑えていた私は、まさに「ガソリンが少ないまま長距離を走ろうとしていた」状態だったのです。きつくて当然でした。
「痩せるための制限」と「走るための補給」は別物
ここで大事なことに気づきました。
日常的に体重を管理するための糖質制限と、走るために必要なエネルギー補給は、目的がまったく違います。この2つを混同すると、私のように失速してしまう。
そこで私は、糖質制限から脂質制限へと、やり方を変えました。糖質をむやみに減らすのではなく、走るためのエネルギーはしっかり確保しつつ、脂質のとりすぎを抑える形にシフトしたのです。
今の私の食べ方
具体的には、こうしています。
20km以上のロング走の前は、エネルギー切れを起こさないよう、必ずご飯やバナナなどの糖質を摂ってから走ります。
そして42.195kmを走るレースの前は、数日かけてひたすら糖質を摂る「カーボローディング」も行います。体にエネルギーを満タンに蓄えて本番に臨む、持久系スポーツの定番の方法です。
もともと食べることが好きで、ご飯も大好きな私にとって、これは嬉しい時間です(笑)。楽しく走れて、しかも堂々とたくさんご飯を食べられる。ランニングをしていて良かったと思う瞬間の一つです。
まとめ:ロカボもランニングも、”極端”はダメ
振り返ると、これは以前のダイエットでの失敗と同じ教訓でした。極端な糖質制限で体を壊しかけたときと、根っこは一緒。何事も、抜きすぎ・やりすぎは良くないということです。
痩せたい。でも、走りたい。この2つを両立させるコツは、糖質を「敵」と決めつけないこと。日常はゆるやかに、走る前はしっかり補給する。このメリハリさえ掴めば、ダイエットとランニングは、ちゃんと両立できます。
かつての私のように「糖質を抜けば抜くほどいい」と思っている方がいたら、ぜひ一度、走る前のエネルギー補給を見直してみてください。きっと、走りが変わりますよ。
※本記事は私個人の体験に基づくものです。適切な糖質量や食事内容には個人差がありますので、無理のない範囲で調整し、必要に応じて専門家にご相談ください。
